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島しょ地域の情報通信基盤整備及び保守、運用管理

東京都島しょ部海底ケーブル敷設概要図(画像)

東京都の海底光ファイバーケーブル整備について

東京都では、「つながる東京」の実現に向けて、小笠原諸島の父島・母島及び伊豆諸島の5村6島(利島、新島、式根島、神津島、御蔵島及び青ヶ島)への海底光ファイバーケーブルの整備を行いました。 整備完了後は、民間通信事業者による超高速ブロードバンドサービスが提供され、各島ではサービス提供によって生活の利便性が向上し、今後も、観光、医療、産業等様々な分野への活用が期待されています。

小笠原村への整備

  • 地上デジタル放送化に伴い、それまで村で利用していた衛星によるテレビ放送の受信ができなくなることから、その代替手段の確保とインターネット環境の改善を図るため、八丈島と小笠原村を結ぶ海底光ケーブルの整備を平成21年度から平成22年度にかけて行いました。
  • 平成23年7月の地上デジタル放送化にあわせて、海底光ケーブルによるテレビ放送と超高速ブロードバンドサービスの提供を開始しました。

島しょにおける整備状況

整備区間 整備期間 超高速ブロードバンド サービス提供開始時期
八丈島~小笠原諸島 平成22年1月~平成23年3月 平成23年7月
神津島~御蔵島~三宅島 平成28年5月~平成29年3月 平成29年7月
新島~式根島~神津島 平成29年4月~平成30年3月 平成30年6月
大島~利島~新島 平成29年4月~令和2年3月 令和2年3月
丈島~青ヶ島 平成30年5月~令和2年3月 令和2年3月

海底光ファイバーケーブルの強靭化対策

  • 令和2年度には、海底光ケーブルで大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島及び御蔵島間の各島々を大きなリング状のネットワークでつなぐ、ループ化を完了しました。 このループ化により、仮に一つの方向のケーブルが損傷したとしても、残るもう一つの方向に通信が自動で切り替わり、通信環境の確保が可能となっています。
  • さらに、通信環境の安全性を高めるため、利島沖で海底ケーブルのバイパスルートを整備し、より一層の通信環境の強化を図っています。
  • 今後も、島しょの超高速ブロードバンドの更なる安定化・強靭化に向けて取り組んでいきます。
島しょ5村6島整備図(画像)

5村6島海底光ファイバーケーブル整備におけるループ化のルート

情報基盤整備に係る事後評価報告書の公表

東京都が平成28年度及び平成29年度に整備を完了した「海底光ケーブル整備事業」の事後評価報告書を掲載いたします。

インターネット環境改善事業検証委員会

東京都では、「島しょ5村6島通信基盤整備事業」により整備した区間において、「通信安定性の向上」及び「経済性の向上」の視点からこれまでの整備内容を検証し、課題を抽出することを目的とし、「インターネット環境改善事業検証委員会」を令和3年3月に設立しました。 これまでに6回本委員会を開催し、継続的な検証と検討を経て、報告書を取りまとめたので、公表いたします。

島しょ5村6島情報通信基盤強靭化検討委員会

東京都では、「インターネット環境改善事業検証委員会」での提言を受け、利島及び御蔵島における海底ケーブル陸揚部の強靭化対策の検討を行う「島しょ5村6島情報通信基盤強靭化検討委員会」を令和4年4月に設立しました。 これまでに5回本委員会を開催し、対策工法案について適用の可能性の検討を行ってきました。この検討結果を取りまとめたので、公表いたします。

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記事ID:110-001-20240122-011129