母子保健オンラインサービス(PMH)
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Public Medical Hub(PMH)について
Public Medical Hub(PMH)は、デジタル庁が開発した情報連携基盤です。自治体や医療機関等がPMH接続を行うことで、住民は各種医療費助成、予防接種、母子保健等について、マイナンバーカードによる資格確認、マイナポータルからの問診票・予診票入力や接種履歴・健診結果の確認等を行うことが可能になります。
東京都はこどもDXを推進するため、マイナンバーカード1枚で医療機関等での医療費助成の受給や予防接種の申請ができるよう、PMH接続促進に向けた取組を推進しています。
関連情報
- 自治体・医療機関等をつなぐ情報連携システム(Public Medical Hub:PMH)(デジタル庁)
- Public Medical Hub(PMH)(医療費助成、予防接種、母子保健等のデジタル化)(デジタル庁)
医療費助成分野のPMH接続について
概要
医療費助成の分野でPMHが導入されると、マイナ保険証と同様にマイナンバーカードを医療費受給者証として活用できるようになるため、紙の受給者証が不要となり、マイナンバーカード1枚で受診できるようになります。
※ 自己負担上限額管理票は引き続き毎回提示が必要です。
想定されるメリット
●住民
・紙の受給者証の持参の手間が軽減し、紛失リスクや持参忘れ、再来院を防止
●自治体
・正確な情報に基づき医療機関等からの請求が行われる
●医療機関・薬局
・ 受給者証情報の手動入力負荷を削減
・最新の医療費助成受給資格を確認可能
・医療費助成資格の確認事務コストの削減
都内取組状況
●東京都
令和6年度に、以下の医療費助成制度についてPMH接続が完了しました。
※利用方法等の詳細につきましては、東京都各制度所管課へお問い合わせください。
・小児慢性特定疾病医療受給者証(詳細)
・自立支援医療受給者証(精神通院)(詳細)
・特定医療費(指定難病)受給者証(詳細)
・マル都医療券(都単独疾病、人工透析を必要とする腎不全、被爆者の子)
(参考)マイナンバーカードで医療費助成制度受給者証に|3月|都庁総合ホームページ
その他制度につきましても順次導入が進む予定です。
●区市町村
令和6年度に、調布市(こども‧ひとり親)、瑞穂町(こども‧障がい‧ひとり親)、日の出町(こども‧障がい‧ひとり親)、奥多摩町(こども)においてPMH接続が完了しております。
※対象制度及び利用方法等の詳細につきましては各自治体へお問合せください。
その他の区市町村につきましても順次導入が進む予定です。
●医療機関・薬局
自治体での接続が完了している制度について、PMH接続に係るシステム改修を完了した医療機関・薬局にて、マイナンバーカードを医療費受給者証として利用できます。対応の可否については、事前に受診される医療機関・薬局 にご確認ください。
(参考)令和6年度国補助事業を活用しPMH接続した医療機関・薬局(令和7年5月13日時点)
【東京都】医療費助成のオンライン資格確認(PMH)対応医療機関・薬局リスト(Excel)
●参考 全国の取組状況
先行実施事業の実施状況(デジタル庁)
【医療機関・薬局の皆様へ】こども DX 推進に向けた医療機関等におけるマイナンバーカード利活用推進事業
東京都ではこどもDX推進の一環として、マイナンバーカードを医療費助成の受給者証として利用可能とするPMH接続に係るシステム改修を行った医療機関・薬局に対し、国の補助額に上乗せして補助金を交付します。
※本事業は社会保険診療報酬支払基金が実施する「医療機関等におけるマイナンバーカード利活用推進事業」の補助金交付決定を受けた医療機関等を対象に実施します。