宮坂副知事の海外出張について(スペイン王国バルセロナ市)

宮坂副知事が、スペイン王国バルセロナ市へ出張したので、お知らせします。

1 出張先

スペイン王国バルセロナ市

2 出張期間

令和4年11月14日(月曜日)から11月19日(土曜日)まで

3 出張目的

東京都が進めるスマート東京の実現に向けた取組や、「自然」と「便利」が融合する持続可能な都市づくりを世界に発信するべく、バルセロナで開催される世界最大規模のイベント「Smart City Expo World Congress 2022」に参加し、講演を行う。併せて、バルセロナにおけるスマートシティ先進事例を視察するとともに、現地政策担当者等と意見交換を行うことで、都の施策への還元を図る。

4 経費

6,092千円

5 出張メンバー

宮坂副知事、デジタルサービス局職員、政策企画局職員 計6名

6 出張の日程・内容

日程:令和4年11月15日(火)~11月18日(金)(14日、19日は移動日)

日程 内容
11月15日(火) Smart City Expo World Congress 2022会場視察等
11月16日(水) Smart City Expo World Congress 2022「keynote session」にて講演 主催Fira de Barcelonaとの面会 スペイン貿易投資庁サイドイベント参加
11月17日(木) バルセロナ市副市長表敬訪問 バルセロナ市役所意見交換 バルセロナ市内視察(スーパーブロックほか)
11月18日(金) バルセロナ市役所意見交換 バルセロナ市内視察(ファブラボバルセロナ(※)、スタートアップ支援施設「バルセロナ・アクティバ」ほか)

※ファブラボ:デジタルからアナログまでの多様な工作機械を備えた、実験的な市民工房のネットワーク

7 出張の成果

 Smart City Expo World Congress 2022における最大のステージ「Keynote Session」に、宮坂副知事が登壇し、「東京から“SusHi Tech”でひらく都市の未来」と題し、東京のテクノロジーによる都市課題の解決及び強靭な東京の実現、そして都市間のオーブンイノベーションの重要性について発信した。また、Smart City Expo World Congress 2022を通し、世界のスマートシティの取組は自動運転やロボットなどのテクノロジーのショーケースから、グリーンやサステナビリティの実現のためにテクノロジーを駆使するという点に大きくシフトしていること等について見識を深めた。

 バルセロナ市では、複数の街区を1つの大きな塊(スーパーブロック)として捉え直し、ブロック内部への自動車の乗り入れを制限するなど歩行者・自転車主体のサステイナブルな空間づくりを進めている。特にこの空間づくりの過程には、住民が参加できるデジタルプラットフォーム「Decidim」(「我々で決める」というカタルーニャ語)を用いており、スマートシティの取組を進める上で民主主義のデジタル化が重要なファクターであること等について知見を得た。

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Smart City Expo World Congress 2022会場入口
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Smart City Expo World Congress 2022会場の様子
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Smart City Expo World Congress 2022「keynote session」登壇
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バルセロナ市副市長との対談
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バルセロナ市内「スーパーブロック」の様子
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ファブラボバルセロナ外観
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ファブラボバルセロナ施設内の様子
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バルセロナ・アクティバ施設内の様子
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