デジタルサービス局長の海外出張について(アラブ首長国連邦、英国)
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1 出張先
アラブ首長国連邦アブダビ首長国、英国ロンドン市
2 出張期間
令和7年2月6日(木)から令和7年2月12日(水)まで
3 出張目的
都のデジタル関連施策の更なる展開へとつなげていくため、アラブ首長国連邦アブダビ首長国及び英国ロンドン市における先進的な取組事例を把握する。具体的には、アブダビ首長国では政府機関が運用するデジタルプラットフォームTAMM等の取組や成果等について調査する。また、ロンドン市では行政機関(Greater London Authority)やLOTI(The London Office of Technology and Innovation)等を訪問して、取組や今後の展望等を意見交換し、協力関係を強化する。
4 経費
5,054千円
5 出張メンバー
山田デジタルサービス局長及び同局職員4名 計5名
6 出張の日程・内容
日程 | 内容 |
---|---|
令和7年2月7日(金) | ・デジタルプラットフォームTAMM関連施設視察、TAMM事務局へのヒアリング ・Abu Dhabi Global Marketへのヒアリング ・Masdar City視察 ・MBZUAI(AI専門大学)へのヒアリング |
令和7年2月8日(土) | ・アブダビ首長国在住邦人との意見交換 |
令和7年2月10日(月) | ・ロンドン市(Greater London Authority)へのヒアリング ・The London Office of Technology and Innovation (LOTI)、LONDON Councilへのヒアリング ・ジャパン・ハウス・ロンドン視察 |
令和7年2月11日(火) | ・ジェトロ・ロンドンへのヒアリング |
※2月6日、9日、12日は移動日
7 出張の成果
(アラブ首長国連邦)
- アブダビ政府支援庁が運営するデジタルプラットフォームTAMMについて、運営本部TAMM Factoryや住民への直接サポートを行うTAMM Service Center等を視察するとともに、アブダビ首長国在住邦人にインタビューを行うなど、提供者側と利用者側双方からTAMMの取組状況や成果、サービス実装や改善の経過等を把握した。
- 政府取組の一環でAI研究推進と専門家育成等のために設置されたMBZUAI(AI専門大学)等を訪問し、QOS向上にはデジタル人材の確保育成やAI研究環境の重要性等を意見交換し確認した。
(英国)
- 2015年に東京都と姉妹友好都市関係を樹立したロンドン市(Greater London Authority)や、一般財団法人GovTech東京設立に当たっても意見交換を行ったThe London Office of Technology and Innovation(LOTI)を訪問し、基礎自治体との連携といった都と共通する課題等を共有するとともに、今後も意見交換など交流を進めていくこととした。
記事ID:110-001-20250404-012257