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【事業終了】先端テクノロジーのショーケーシング(Tokyo Robot Collection)

東京の成長戦略に資するとともに、都が抱える様々な社会課題の解決に繋がるサービスロボットの社会実装を促進するため、東京都は2019年度及び2020年度の2か年度にわたり、「先端テクノロジーショーケーシング事業(通称Tokyo Robot Collection)」を実施しました。本事業では、以下のとおり、計9件のサービスロボットの実証実験を実施しています。

2019年度

駅構内でのAI案内ロボット実証

  1. (1)実証フィールドJR東日本 品川駅構内
  2. (2)実証内容品川駅構内にて、駅への導入に向けた課題や、どのようなロボットの形態やシステムが利用者にとって親しみを感じるのか等を検証するため、駅への導入に向け、多言語対応可能な10種類のAI案内ロボットの実証を実施。

街全体のロボット実装化に向けた実証

  1. (1)実証フィールド竹芝客船ターミナル
  2. (2)実証内容イベント“竹芝夏ふぇす”と連携し、街へのロボット導入に向けた課題を検証するため、不特定多数が集まる夜間の屋外施設という環境下において、飲食物の調理や商品の搬送、コミュニケーションや警備など全7種類の多様なロボットの実証を実施。

運搬ロボットの自律・追従走行実証

  1. (1)実証フィールド大手町パークビル内、丸の内ビルディング外構通路
  2. (2)実証内容オフィスビル内外の入り組んだ通路や段差等の環境下、また、多くの来場者が行き交う外通路の環境下で、野菜等の重量物を自律走行や追従走行により運搬する実証を実施。

空港での警備・災害等対応ロボットの実証

  1. (1)実証フィールド羽田空港第1ターミナル
  2. (2)実証内容空港内の警備業務の効率化、負担軽減等に向けた検証を行うため、巡回警備や不審物検出、案内業務、災害時の避難誘導等の警備業務等を代替できる全4種類の警備ロボットの実証を実施。

エレベータと連動したロボット実証

  1. (1)実証フィールド大手町ビル
  2. (2)実証内容自律移動型警備ロボットをビルのエレベータ管理システムと連動させ、フロアを移動してのビル内警備業務を行う実証を実施。自動でのエレベータ呼び出し、自律での乗り込み、更にフロア間を移動して乗降するという一連の動作について運用上の問題はないか等を検証。

2020年度

2020年度は、新型コロナウィルスの感染の拡大により高まっている社会課題(非接触、非対面、遠隔でのサービス提供等)の解決に焦点を当てた以下の4件の実証を実施。

軽症者等用宿泊療養施設等の感染症対策に向けた実証

  1. (1)実証フィールドホテルルートインGrand東京浅草橋* *宿泊療養施設と類似の構造を持つビジネスホテル
  2. (2)実証内容軽症者等用宿泊療養施設や福祉施設等の職員、療養者等の負担軽減・感染拡大防止等に資することを目的とし、ビジネスホテルにおいて、搬送や清掃、コミュニケーション、検温等を行うロボットの実証を実施。

都市型複合施設のニューノーマル実現に向けた実証

  1. (1)実証フィールド東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
  2. (2)実証内容複合施設の商業エリアにおいて、感染症流行下での安心安全な店舗運営に資することを目的とし、搬送ロボットや案内・コミュニケーションロボット等を用い、非接触・非対面でのサービス提供や自動ドア/エレベータと連携して広範囲に搬送等を行う実証を実施。

多種多様なロボット連携による安心・安全なエリアマネジメント実現に向けた実証

  1. (1)実証フィールドHANEDA INNOVATION CITY
  2. (2)実証内容ビジネス施設や商業施設が集積したエリアにおいて、感染症流行下での施設管理業務や来訪者の安全確保等の安心安全なエリアマネジメントを実現するため、警備、清掃、搬送、施設案内等の個々の業務をロボットで支援しつつ、複数種のロボットの管理を一元的に行う実証を実施。

新しい日常における受付・案内に関わるサービス事業等の安全な実施に向けた実証

  1. (1)実証フィールド竹芝客船ターミナル
  2. (2)実証内容感染症流行下において感染リスクを低減しつつも正確性が求められる受付業務の遂行を実現するため、一部の島しょへ向かう船の乗船客等に試行的にPCR検査を実施している客船ターミナルにおいて、PCR検体の受け取りや書類内容の確認等の受付業務及び受領物の搬送を、模擬的にロボットにより行う実証を実施。 ※本実証では、実際に実施しているPCR検査の受付は行わず、模擬的に受付業務を実証として実施。
記事ID:110-001-20231205-007703