南大沢スマートシティ協議会の取組について

概要

南大沢地区は、多摩ニュータウン西部に位置し、学術研究(都立大学)とまちづくりが連携するエリアであり、地区の内外から多くの人が訪れるにぎわいのある拠点が形成されています。 最先端の研究とICT活用による住民生活の向上が融合した持続可能なスマートシティの確立を目指し、産学公連携により多様な専門的見地から先端技術を活用した分野横断的なサービスの社会実装に向けた検討及び実証実験等を推進しています。

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協議会とテーマ別の3つの部会について

5Gと先端技術を活用した分野横断型サービスの令和5年度の都市実装を目指し、東京都立大学、八王子市、地元企業及び通信事業者等の連携のもと、「南大沢スマートシティ協議会」は令和2年10月27日に設立されました。「モビリティ」、「まちの賑わい」、「情報その他」をテーマに、3つの部会を形成し、それぞれ多様な知見を集約しながら、社会実装に向けた検討や実証実験等の取り組みを進めています。

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「南大沢スマートシティ実施計画」について

昨年度の協議会における検討結果をとりまとめた「南大沢スマートシティ実施計画Ver1~計画の方向性の整理~」を令和3年10月15日に公表しました。本計画は、地域の課題解決に向けて、モビリティ、商業賑わい、情報等における先端技術を活用したまちづくり施策の方向性を示したものです。今後は各施策の計画案を深度化していきます。

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令和3年度の実証実験の実施について

協議会での取組の一環として、鉄道やバスに加え、電動のシェアサイクル等、複数の移動手段を最適に組み合わせるMaaS(Mobility as a Service)等の実証実験を令和3年11月から令和4年1月末まで実施し、まちの回遊性や賑わいの創出効果等を検証しています。

実施内容(※は令和4年1月末まで継続中の取組。年末年始は一部休止あり)

  • 移動(鉄道)と買い物を組み合わせた「南大沢お買い物チケット」を販売
  • 路線バスと電動シェアサイクルとを組み合わせた「南大沢周遊チケット」を販売
  • 商業店舗や駅周辺の公園と連携したWebスタンプラリーを実施
  • スマートフォンのカメラを通じて表示される実際の風景に地図を重ねるARマップの提供
  • タイムセール等の情報をアプリで発信し人流を誘導※
  • 都立大の学生によるデジタルマップでの地域スポットの紹介※
  • タクシードライバーによるお買物付き添いサービスを実施※

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事業者紹介

南大沢スマートシティ協議会

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