第7回都・区市町村CIO協議会 議事要旨

更新日

日時:令和7年10月10日(金) 10時00分から11時30分まで
場所:新宿NSビル24階西側 イベントスペース(オンライン併用開催)

議事

  1. 挨拶
    デジタルサービス局長 高野 克己
  2. 報告事項 
    都からの情報提供(東京都とグーグル合同会社の包括連携協定の締結について)
    都からの情報提供(高齢者のスマホ購入助成補助事業について)
  3. 事例紹介 
    独自データを学習した生成AIの活用について(葛飾区)
  4. 都、GovTech東京、区市町村による協働事業について(非公開)
  5. 地方公共団体情報システムの標準化に係る支援について(非公開)
  6. 総括(非公開)

1.挨拶

(デジタルサービス局長 高野 克己)
・自治体システムの標準化について、年末年始にかけて移行のピークとなる。これまで伴走サポートや、スポットで支援させていただいたが、移行直前の確認事項等を発信する支援を強化している。既に移行済の自治体の経験や知見も、今回の大規模移行に重要な役割を果たしており、改めて感謝申し上げる。住民サービスに支障がないよう、安全第一で進めることが重要であり、一丸となって難局を乗り切りたい。
・GovTech東京も2年前から事業を開始しており、プロジェクト型伴走やスポット相談、またパートナーズ事業や共同調達など、多くの自治体にご利用いただいている。内容も磨かれてきているので、少しずつ事業が根付いてきていると思っている。本日、取組状況を共有させていただくとともに、事業スキーム、人材確保の2つのワーキングにて、自治体の代表者とともに検討を進めているところなので、その検討状況と結果についても共有したい。内容について皆さんからの御意見をいただき、よりよい良いものにしていきたい。
・東京都とグーグル合同会社の包括連携協定の締結と高齢者のスマホ購入助成補助事業についての進捗状況も共有する。葛飾区で行政特価型のAIエージェント先進事例についても共有いただく。
・区市町村の課題を解決にデジタルの力で後押しできるような、来年度の予算編成も進めている。GTTとも協働しながら様々な取組を進めたいと思う。

2.報告事項

○都からの情報提供(東京都とグーグル合同会社の包括連携協定の締結について)
(デジタルサービス局 総務部長 芹沢 孝明)

○都からの情報提供(高齢者のスマホ購入助成補助事業について)
(デジタルサービス局 デジタルサービス推進部長 小林 直樹)

○質疑応答
 発言なし

3.事例紹介

○独自データを学習した生成AIの活用について(葛飾区)
(葛飾区政策経営部DX戦略課長 小原 様)

○質疑応答
(世田谷区 CIO 松村 様)

音声のものが非常にいいと思う。気になったのは、生成AIの対応ミスの防止について、生成AIの回答を職員が確認する際、職員のノウハウが必要そうだが、どのように確認しているか。職員の育成等含め、教えていただきたい。

(葛飾区政策経営部DX戦略課長 小原 様)
葛飾チャットの特徴として、回答作成する際、回答の元になった資料(出典元)を合わせて表示する仕組みになっている。例えば、マニュアル資料を参照すれば、マニュアルの該当箇所まで出してくれるので、事実確認が迅速にでき、ミスの防止ができると考えている。

(GovTech東京 業務執行理事 畑中 洋亮)
音声でのAIエージェントはすごいと思った。
分野は違うが、医療救急の現場で、当直医という研修医に近い人たちが、運び込まれた急患の検査結果が判断に迷う場合がある。その際、チャットで専門医に聞く仕組みについて取り組んでおり、途中からAIや画像の活用でおおよその見解をBot投稿できる仕組みを検討していた。対応ミスについて、職員、AIエージェントの他、例でいう専門医のような専門家へエスカレーションする仕組みは検討しているか。

(葛飾区政策経営部DX戦略課長 小原 様)
現在行政特化型AIエージェントや窓口AIサポートは、試行を重ねている段階なので、より良い方法があれば検討していきたい。

(世田谷区)
書籍のRAG化について、著作物の権利はどのような対応をされたか。個別交渉やや制度的に問題ないか等知りたい。

(葛飾区政策経営部DX戦略課長 小原 様)
窓口の関係で書籍ついては、構築事業者がNTT-ATという会社と、株式会社ぎょうせいという会社で、秘密保持契約を結んで実証実験を始めた。その後、個別の交渉で、行政の書式を使うことについて、どのように契約を整理すべきかを対応してきた。株式会社ぎょうせいについては、正式に契約を実施して書籍を利用できるようにしている。

(多摩市)
図や表をどのようにAIに読み込んだか?

(葛飾区政策経営部DX戦略課長 小原 様)
図や表等のイメージは、ばらして文字になるものは変換を実施しているが、完全なイメージは対応できていないと思う。また確認して何かの機会にお答えさせていただきたい。

(後日回答)
図表についても学習をさせた。
図全体の意味や図表上の数値や文字について、AIが活用しやすいように、意味を付与してAIに取り込んだ。

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