こどもDXプロジェクトの進捗や取組の成果について議論 第4回「東京こどもDX2025つながる子育て推進会議」を開催しました
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令和7年12月16日、東京都知事と、国、区市町村、子育てのDXを推進する団体が一堂に介し、第4回「東京こどもDX2025 つながる子育て推進会議」を開催しました。
当日は、東京都・GovTech東京から、東京都の先行的な取組について、参加した各府省庁よりオールジャパンの取組について、それぞれ発表が行われました。
子育て当事者のゲストスピーカー(フリーアナウンサー、一般社団法人シェア実家 代表理事 豊崎 由里絵氏)から、
「紙の書類がマイナンバーカード1枚で完結する未来に期待したい」
「保活ワンストップにより、事前相談と情報収集、見学予約、申請、結果の受領までが全てオンラインで行うことができるとすると、親の負担はかなり大きく削減できる」
など、こどもDXプロジェクトへの感想や期待の声をいただきました。
また、小池都知事から、
「デジタルで完結していくのが当たり前の社会で、それぞれの生活の中で限られた時間を子育てにも、自分磨きのためにも使っていただける環境を作っていきたいと思う」
「共働きで早期の職場復帰を目指すご家庭にとって、近くの保育施設に関する情報収集は極めて重要だと認識」
「皆様からいただいたご意見を真摯に受け止めて、東京都として、またオールジャパンで今後ともできることを進めていくことができれば」
といったコメントがありました。
そのほか、国や区市町村からは、改革を進めるためには関係者間で目標を共有することが第一歩であることや、利用者視点で行政サービスを提供する必要性、DXにより人材確保にもつながることについて、一般社団法人こどもDX推進協会からは、国や自治体との連携強化について、ご発言いただきました。
東京都は、引き続き、関係者と連携し、こども分野におけるDXを推進していきます。
開催概要
日時
令和7年12月16日(火曜日) 13時30分から14時45分まで
次第
- 小池百合子東京都知事挨拶
- こどもDXプロジェクトの取組状況と成果(GovTech東京 畑中理事)
- 国の取組状況(内閣官房デジタル行財政改革会議事務局、こども家庭庁、デジタル庁)
- ゲストスピーカー(フリーアナウンサー 豊崎 由里絵氏)によるプレゼンテーション
- 国、区市町村、一般社団法人こどもDX推進協会からの発言
出席者
別紙(PDF:209KB)のとおり
会議資料及び会議の様子について
当日の会議資料及び会議の様子(YouTubeアーカイブ配信)については、第4回 東京こどもDX2025 つながる子育て推進会議からご覧いただけます。
東京こどもDX2025つながる子育て推進会議とは
東京都は、「東京デジタル2030ビジョン」を踏まえた都民サービス変革の突破口として、こどもDXを推進するため、国、区市町村、子育てのDXを推進する団体が参画する「東京こどもDX2025 つながる子育て推進会議」を設置しています。
本会議は、令和5年12月に第1回を開催以降、こどもDXの各事業の進捗・成果の報告や、子育て当事者をお招きし、実体験を踏まえたご意見等をいただくなど、活発な意見交換を実施してきました。
参考
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略11 デジタル「都民のQOLに貢献するスマートシティの実現」
デジタル「都政のQOSを更に高める構造改革の推進」