データ利活用実証プロジェクト 官民連携データプラットフォーム コア事業実証プロジェクト06

防災風水害時の人流・SNS分析によるリアルタイム防災マップシミュレーション

プロジェクト概要

  • 羽田湾岸エリア等において、災害情報及び人流情報やSNS情報等を活用して、風水害時の災害発生個所を迂回したルート情報をシミュレーションし、通行可能性の高い物資搬送ルートや避難ルートを提示する。 ◦活用するデータ(例)
  • 行政提供データ:冠水情報、不通情報、避難場所情報
  • 民間提供データ:経路情報、人流データ、Twitterデータ

○ルート提示のイメージ

目指すゴール

  • シミュレーションの結果として提示するルート情報について、配送業者や小売業者、被災者等の想定利用者へヒアリングを実施し、その有効性を検証する。
  • 配送業者や小売業者、被災者等が、災害リスクを回避する行動をいち早く取れるよう促すことを目指す。

進捗状況

2020.11.18
★配送業者や小売業者、防災行政従事者等の想定利用者へヒアリングを実施しました。 配送業者や小売業者、実証エリアの一部対象区の防災行政従事者に対し、災害発生個所を迂回したルート提示を行うサービスの導入意向や導入に際しての課題等のヒアリングを実施しました。 ヒアリングでは、発災時の現場の実態やルート提示の精度向上のために追加で活用しうるデータ等についてもご意見をいただきました。 ご意見をもとに、本サービスの社会実装に向けた改善点等について検討を進めています。
2020.10.20
★中間報告を行いました。 中間報告として9月末までの作業報告を行いました。 9月末までに、風水害時の冠水等のデータ収集及び整備と、ルート提示を行うアプリの環境構築が完了しました。 今後、確定した実証エリアにおいて、人流データやTwitterデータ等を活用しながら災害発生個所を迂回したルートのシミュレーションを行います。加えて、配送業者や小売業者、被災者等の想定利用者へのヒアリングを通じ、災害発生個所を迂回したルート提示を行うサービスの導入意向や社会実装に向けた改善点について検証を進めていきます。
2020.10.02
★実証エリアを最終確定しました。 実証の対象期間の台風被害状況等を勘案し、実証エリアを最終確定しました。物資搬送ルート及び避難ルートのそれぞれについて、下記のエリアにて実証を行います。 ・物資搬送ルート:大田区、世田谷区、練馬区、品川区 ・避難ルート:大田区、世田谷区

 

2020.09.18
★災害発生個所を迂回したルート情報をシミュレーションしています。 人流データやTwitterデータ等を利用し、風水害時の災害発生個所を迂回したルート情報をシミュレーションします。 通行実績を考慮することで、通行可能性の高い物資搬送ルートや避難ルートの提示を行います。

 

記事ID:110-001-20231205-007765