データ利活用実証プロジェクト 官民連携データプラットフォーム コア事業実証プロジェクト04

バリアフリー「バリアフリー経路情報の精緻化」に向けた、地図整備と更新手法の確立

プロジェクト概要

西新宿エリアにおいて、段差や勾配、バリアフリー対応施設情報等を加えたバリアフリー地図を作成する。加えて、その地図上で、新宿駅から目的地までのバリアフリー経路を設定し、車いす走行データや車いす利用者からのフィードバック等を活用して、その通行可能性を検証する。

バリアフリー経路

  1. 新宿駅西口地下付近~新宿中央公園付近
  2. 大江戸線新宿駅改札付近~新宿中央公園付近

目指すゴール

  • 車いすや高齢者、ベビーカー等の移動弱者の方が安心・便利・快適に移動するために、バリアフリー地図の整備
  • 更新に必要な情報や課題の洗い出しを行い、今後のバリアフリーサービスに活用する。

進捗状況

2020.10.20
★ルートの通行可能性を検証しました。 現地調査をもとに設定した複数のルートについて、通行可能性の検証を行いました。 この検証作業では、車いす利用者の方のご協力のもと、実際にルートを走行していただき、車いす等で通行する際の安全性や、より安心・快適・便利に走行するために必要な情報等についてヒアリングを行いました。 ヒアリングからは、傾斜と段差が連続する場所は特に転倒の恐れがあること等が分かりました。

2020.10.20
★中間報告を行いました。 中間報告として9月末までの作業報告を行いました。 9月末までに、今回検証を行うバリアフリー経路の整理、既存の地図に付加すべき段差や車いす対応エレベータ等のバリアフリー情報の取得基準や調査手法の検討、バリアフリー施設データ等の地図への取り込みが完了しました。 今後、設定した経路の通行可能性を検証し、バリアフリー地図の整備・更新に必要な情報・課題の洗い出しや、更新手法の検討を進めていきます。
2020.09.11
★現地調査を通じ、バリアフリー情報のデータ収集を行いました。 西新宿エリアにおいて、新宿駅から新宿中央公園に至る複数のルートについて現地調査を行いました。 この調査では、車いす利用者、高齢者、ベビーカー利用者の方が通行するにあたり、想定ルートの通行可能性、段差やスロープ等の位置・高さ・幅等について確認を行いました。

 

記事ID:110-001-20231205-007763